体形と姿勢で魅力が変わる
リモートワークのみならず、リモート飲み会やリモート帰省など、リアルに会わずして誰かと同じ時間を共有することが日常的になってきました。遠く離れた相手ともすぐつながれることは良いのですが、対面より外見を気にする必要が少ないリモートに慣れてしまい、リアルに会うことに対してハードルが少し上がってしまったように思います。
ビジネスコミュニケーションにおいて、身だしなみや服装だけでなく、姿勢や体形が重視されるというのは言わずもがな。体形や姿勢で印象が決まるだけでなく、健康度や生活習慣、性格までも感じ取ることができます。パソコン画面をのぞき込むように仕事をして姿勢が悪くなったり、“リモート太り”になったりしていませんか? いざ対面するときのために、体形と姿勢のみだれを改善して、ビジネスパーソンとしての魅力を高めましょう。
無意識の摂取カロリーを減らす
筑波大学大学院と健康機器メーカー「タニタ」が共同で行った、都内の企業の社員100人を対象にした調査によると、リモートワーク実施後、1日平均の歩数が29%減少していたことがわかりました。中には70%減少した社員もいたということです。歩数にすると約4,000歩も減っていて、これは、10分間歩くと1,000歩にあたるとされているので、約40分間の運動時間が減少したと考えられます。
暴飲暴食をしたわけでもないのに、気がついたら体重が増えていたという人は多いのではないでしょうか。摂取カロリーを消費しきれなかった場合、余ったカロリーは脂肪に変えられて身体に蓄積され、結果として体重が増加します。基本的に体重の増減は、“摂取カロリーと消費カロリーの差”が原因です。運動不足に陥りがちなリモートワークで、ついつい食べ物に手を伸ばしてしまうと、無意識のうちにカロリーを取りすぎてしまっている可能性があります。
体形のみだれには運動不足や活動量の減少も大きく影響しますが、摂取カロリーの制限も重要。私が考案した短期ダイエットプログラム「なかのメソッド®︎」でも導入されている食事法が「16時間カロリー断食」です。1日のうちの食事の機会を8時間以内に収めて、就寝時間を含めた16時間はカロリーのある食べ物と飲み物を制限します。たとえば1日の最初の食事を12時に摂(と)ったら、最後の食事は午後8時までに済ませます。自然と1日の総摂取カロリーを抑えることができるだけでなく、食べない時間が12~16時間続くと脂肪の分解も促進されます。夜遅くに食べてしまうと効果が出にくいので、朝食をきちんと摂るのがオススメです。食事時間をコントロールしやすいリモートワーク中に最善なダイエット方法だと思います。
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