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2025.01.20

【健康経営】正月太りを健康経営で解決!「短期ダイエット」の正しい方法

年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎからのリカバリー:2ヶ月で理想の体重に戻す方法

年末年始、ついつい食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまい、「体重が増えてしまった」と感じている方も多いのではないでしょうか?でも大丈夫!今から始めれば、2ヶ月間でしっかり体重を減らし、自信を取り戻すことが可能です。

ここでは、減量目標ごとに3つのパターンで具体的なアドバイスをご紹介します。ただし、持病をお持ちの方は必ず医師に相談した上で進めてください

また、企業の健康経営推進の観点からも、従業員が無理なく健康的なダイエットを達成できるようサポートする方法も併せてご提案します。

 

〈ダイエット成功の基本原則〉

体脂肪1kgを減らすには約7200kcalを消費する必要があります。つまり、2–3kg減量する場合は14,400–21,600kcal、8kg以上の場合は57,600kcal以上のカロリー赤字を2ヶ月間で作り出す必要があります。これを達成するには、食事、運動、生活習慣を組み合わせることが大切です。

また、2ヶ月という期間設定は、ダイエットへのモチベーションが最も持続しやすい期間だからです。この短期集中型で結果を出し、自信と健康を手に入れましょう!

企業の健康経営担当者は、このタイミングで健康プログラムを導入し、従業員が健康的な生活を取り戻すための環境を整える絶好の機会です。


〈目標別のアドバイス〉

1. 体重を2–3kg減らしたい人向け

(食事)

◼︎カロリー管理:1日の摂取カロリーを通常より200–300kcal減らします。

・朝食:全粒粉パン1枚、ゆで卵、野菜スープ。

・昼食:鶏胸肉とたっぷり野菜のサラダ。

・夕食:白ご飯を半分にして、魚や野菜中心のメニュー。

※間食を控える:甘いお菓子やジュースを避け、ナッツや無糖ヨーグルトに置き換え。

(運動)

◼︎有酸素運動:週3回、30分間のウォーキングまたは軽いジョギング。

◼︎筋トレ:週2回、スクワットやプランクなどの体幹トレーニング。

(生活習慣)

◼︎睡眠を6–7時間確保する。

◼︎毎日体重を記録して進捗を把握。

(健康経営のサポート)

◼︎職場でウォーキングチャレンジを実施し、参加者全員が楽しめる仕組みを作る。

◼︎健康に関する簡単なセミナーを開催。


2. 体重を5–6kg減らしたい人向け

(食事)

◼︎摂取カロリーを500kcal削減

・主食の量を1/3減らし、野菜やタンパク質を増やす。

・炭水化物は玄米やオートミールなど低GI食品を選ぶ。

◼︎糖質制限:特に夜は糖質を控え、たんぱく質中心の食事に。

◼︎アルコールを控える:飲む場合は週1回、適量(ビール1杯やワイン1–2杯)に抑える。

(運動)

◼︎有酸素運動:週4–5回、40–60分間のランニングやサイクリング。

◼︎筋トレ:週2–3回、全身を鍛えるメニュー(スクワット、ベンチプレス、腕立て伏せ)。

◼︎日常的な活動量を増やす:エスカレーターではなく階段を使うなどの工夫。

(生活習慣)

◼︎ストレスを溜めないためにリラックス時間を設ける。

◼︎週末に食事の作り置きをして平日の管理を簡単にする。

(健康経営のサポート)

◼︎企業内でジム利用やオンラインフィットネスサービスの補助を提供。

◼︎健康診断結果を活用して個々に合ったアドバイスを提供する。


3. 体重を8kg以上減らしたい人向け

(食事)

◼︎摂取カロリーを700–800kcal削減:医師や栄養士と相談し、無理のない計画を立てる。

◼︎低脂質・高たんぱく質の食事:鶏ささみ、白身魚、豆類を多く摂取。

◼︎食事頻度を見直す:1日3食を2–3時間ごとに小分けにすることで過食を防ぐ。

◼︎完全に避ける食品:揚げ物、菓子パン、ジュースなど高カロリーの加工食品。

(運動)

◼︎有酸素運動:週5–6回、60分以上のウォーキング、ランニング、または水泳。

◼︎筋トレ:週3–4回、ジムでの本格的なトレーニング。

・初心者の場合はトレーナーに相談してプランを作成。

◼︎活動量の徹底管理:スマートウォッチを活用して消費カロリーを確認。

(生活習慣)

◼︎食事時間を規則正しくし、夜遅い時間の食事を避ける。

◼︎十分な水分補給を心がける(1日2リットル以上)。

◼︎ダイエットのモチベーションを維持するために、SNSで成果を共有。

(健康経営のサポート)

◼︎大幅な減量を目指す従業員には、専門家(栄養士、トレーナー)とのカウンセリング機会を提供。

◼︎減量成功者を表彰し、他の従業員のモチベーションアップにつなげる。


(注意事項)

◼︎無理な食事制限や過度な運動は逆効果です。

◼︎持病がある方や体調に不安がある方は、必ず医師や専門家に相談してください。

 

最後に

2ヶ月という短期間で結果を出すには、計画的かつ現実的な取り組みが鍵です。企業の健康経営としても、従業員が健康的な生活を送れるよう、サポート体制を整えることが求められます。少しずつ生活に取り入れることで、健康的に体重を落とし、リバウンドしにくい体づくりを目指しましょう。新しい自分に出会うために、今日から一歩を踏み出してみませんか?


【プロフィール】株式会社イー・エス・アイ 代表取締役 中野ひろゆき

カナダ・オカナガンカレッジ ビジネス学部マーケティング学科卒業

2010年に25歳で株式会社イー・エス・アイを創業。東京商工会議所認定 健康経営エキスパートアドバイザー、パーソナルトレーナー、葛城犬鳴修験 修験者でもあり『生きるを楽しむ』をモットーに「健康経営事業・フィットネス事業・飲食事業・講演会事業」などを展開しています。

〈主な実績〉 ・日本貿易振興機構選出 『TOP 30 J-START UP 2022』 ・GLOBIS経営大学院 『学び放題』健康経営講師 ・NHK Eテレ『まる得マガジン』まるトレ

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