忍耐とはポジティブネス
新型コロナウイルスの流行により、私たちは急激な環境の変化にさらされました。変化は良いものであってもストレスが生じると言われています。これから訪れる変化の波を乗り切るためには、忍耐力を強化しましょう。
忍耐力という言葉を耳にすると、苦しくてつらい状況も根性で耐えるようなことを想像してしまうと思いますが、私の考える忍耐力はそこまで過激なことではありません。新しい生活様式に適応していく期間の、もどかしさや葛藤をポジティブに捉える能力だと思ってください。
ストレスは敵なのか、味方なのか
ストレスは悪いもの、というイメージを持っている人は少なくないと思います。確かに、過度のストレスは人を疲弊させ、あらゆる病気のリスクになると様々な研究で実証されています。しかし、私たちの人生にストレスが全くなければ、今以上に幸せに、また健康に生きられるのでしょうか。
ストレスを味方につける超回復理論
トレーニングで身体にストレスを受けた後、適切な休息をとることで以前よりも筋力が向上する現象を「超回復」と言います。これを繰り返すことで、効率よく筋肉を大きくできるというわけです。この理論は肉体改造のみならず、精神的なストレスを克服する場合も同様と言えます。
自ら好んでストレスをためる人はいないでしょう。しかし、逆説的なことに、多少のストレスで動じないためには、ストレスを与えて、ストレスに対して抵抗力をつけなければならないのです。
忍耐力のキャパシティーを上げる
ストレスの感じ方が人それぞれなのは、忍耐力のキャパシティーが違うからです。300㎖のグラスには300㎖の水しか入らず、それ以上はあふれてしまうように、忍耐力のキャパシティーを超える負荷は誰にも耐えられません。忍耐力のキャパシティーを段階的に上げていく必要があるのです。
運動習慣でポジティブネスを養う
ドライバーは、車が険しい道のりで故障しないようにメンテナンスを行い、コースアウトしないように自身のコンディションを整えます。
私たちも人生の変化の波を乗りこなすためには、カラダ・ココロ・マインドを整備し、困難に対処する準備が必要です。それには、定期的な運動でカラダを整え、規則正しい生活習慣でココロを健全に保ち、前向きに物事に対処できるようポジティブなマインドを養うことが大切です。
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