BLOG

ブログ

2025.01.13

【感染症対策】インフルエンザ予防は「作戦・睡眠・免疫」がポイント!

年末年始の長期休暇が明け、仕事が再開してから1週間。新しい年のスタートとともに、日常生活に戻るのは少し大変ですが、このタイミングをチャンスに変えることができれば、素晴らしい1年の土台を築くことができます。

感染症予防:今すぐできる3つのステップ

まず、最優先に考えたいのが、インフルエンザなどの感染症予防です。この季節、オフィスや電車内での感染リスクが高まります。具体的には次の3つを心がけてください:

◼︎手洗い・うがいの徹底: 石けんを使って20秒以上かけて手を洗い、流水でしっかりすすぎましょう。帰宅後のうがいも忘れずに。さらに、手洗い後の保湿も大切です。乾燥した手は細菌やウイルスの侵入を許しやすくなるため、ハンドクリームを使う習慣をつけましょう。

◼︎湿度管理: 部屋の湿度を50–60%に保つため、加湿器を使用したり、濡れタオルを干したりするのがおすすめです。乾燥するとウイルスが活発になるため、湿度を保つことは非常に効果的です。意外と知られていないのは、観葉植物を置くことで自然に湿度を調整できること。例えば、ポトスやアロエなどが適しています。

◼︎栄養補給: ビタミンCやDを意識して摂取。例えば、朝食にみかんを一つ追加したり、昼休みに15分ほど日光浴をするとよいでしょう。また、エキナセアティーなどのハーブティーは免疫力向上に役立つとされています。

睡眠不足解消:夜のルーティンを整えよう

年末年始に夜更かしが続いていませんでしたか?睡眠の質を上げるためには、以下の方法を試してみてください:

◼︎寝る1時間前はスマホを見ない: ブルーライトが睡眠ホルモンの分泌を妨げます。代わりに、読書やストレッチを取り入れましょう。さらに、照明を暖色系の明かりに変えるとリラックス効果が増します。

◼︎就寝時間を固定する: 例えば、毎晩23時に寝る習慣を作ると、体内時計が整いやすくなります。アラームを使って寝る時間を知らせるのも一案です。

◼︎リラックスできる香りを活用: ラベンダーのアロマオイルやハーブティーを試して、心身を落ち着かせましょう。さらに、安眠効果が期待できるマグネシウムを含むバスソルトを使った入浴もおすすめです。

免疫力を上げる簡単な食生活と運動

次に、免疫力を高める方法です。特別なことをしなくても、日常生活の中で工夫するだけで効果を実感できます。

◼︎発酵食品を取り入れる: 毎朝のヨーグルトにハチミツを少し加えて腸内環境を整える。また、夕食に納豆や味噌汁を取り入れるのもおすすめです。さらに、ケフィアやザワークラウトといった発酵食品も多様性を増やすポイントです。

◼︎カラフルな野菜を選ぶ: 例えば、赤いパプリカ、緑のブロッコリー、オレンジのニンジンなど、色とりどりの野菜を摂ると、抗酸化作用のあるビタミンが豊富に摂取できます。野菜スープにすると消化吸収も良くなります。

◼︎軽めの運動を日課に: 通勤の一部を徒歩に変える、または週末に公園を30分散歩するだけでも十分です。特に、朝の光を浴びながらの散歩は、セロトニンの分泌を促し、メンタルヘルスにも良い影響を与えます。

集中力アップのための習慣

仕事の効率を上げるには、集中力を高める工夫が必要です。

◼︎ポモドーロ・テクニックを活用: 25分間集中して作業を行い、5分間の休憩を挟む。このサイクルを繰り返すことで、疲れを防ぎながら高い集中力を保つことができます。

◼︎デスク周りを整える: 不要なものを片付け、必要最低限のものだけを置く。例えば、机にノートPC、メモ帳、ペンだけを置くだけで、頭の中がスッキリします。

◼︎こまめな水分補給: 1時間ごとにコップ1杯の水を飲む習慣をつけましょう。水分不足は脳のパフォーマンスを低下させる原因になります。さらに、ハーブティーやレモン水など、気分転換も兼ねて楽しめる飲み物を選ぶと良いでしょう。

職場全体で健康を推進する方法

健康経営推進者として、職場全体で健康習慣を広めるための具体例もご紹介します。

◼︎健康チャレンジを導入: 例えば、「1日5000歩を目指そう」や「22時までに就寝した人はポイント獲得」といったルールを設定し、社員同士で競い合える環境を作ります。

◼︎ウェルネスセミナーを開催: 専門家を招いて、睡眠改善や栄養、ストレス解消法についての講座を実施。ランチタイムを利用すると参加率が上がります。さらに、メンタルヘルスや呼吸法に特化したセッションもおすすめです。

◼︎社員の成功事例を共有: 健康習慣を実践して成果を上げた社員の体験談を社内メールや掲示板で紹介しましょう。「〇〇さんは毎朝10分のストレッチを始めて肩こりが改善しました!」など具体例を示すことで、他の社員のモチベーションも上がります。

◼︎健康的な食事を提供する取り組み: 社内カフェテリアでバランスの取れたメニューを導入したり、スナックとしてナッツやドライフルーツを提供するなど、食の面からも支援しましょう。

最後に

健康づくりは、日々の小さな選択の積み重ねです。新年のスタートをきっかけに、無理なく続けられる習慣を取り入れてみましょう。たとえ小さな一歩でも、それが大きな成果につながります。特に、年明けのこの時期は新しい習慣を始める絶好のチャンスです。まずは一つ、今日から実践してみてください。今年1年が、皆さんにとって健康で充実したものになることを心から願っています!


【プロフィール】株式会社イー・エス・アイ 代表取締役 中野ひろゆき

カナダ・オカナガンカレッジ ビジネス学部マーケティング学科卒業

2010年に25歳で株式会社イー・エス・アイを創業。東京商工会議所認定 健康経営エキスパートアドバイザー、パーソナルトレーナー、葛城犬鳴修験 修験者でもあり『生きるを楽しむ』をモットーに「健康経営事業・フィットネス事業・飲食事業・講演会事業」などを展開しています。

〈主な実績〉 ・日本貿易振興機構選出 『TOP 30 J-START UP 2022』 ・GLOBIS経営大学院 『学び放題』健康経営講師 ・NHK Eテレ『まる得マガジン』まるトレ 他

《GLOBIS 学び×知見録》事務所を「ジム所」に!実践「健康経営」

《GLOBIS 学び×知見録》ビジネスパーソンのための睡眠スキル ~リテラシー編~

 


【30分間無料相談受付中】

御社の「健康経営の悩み」を、健康経営エキスパートアドバイザー〈東京商工会議所認定〉が的確にアドバイスいたします。《お問い合わせはコチラから》