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2025.01.27

【体調管理】節分の節目を活かした体調管理とモチベーションアップ

日本には四季を彩る行事が数多くあり、その中でも節分は大きな節目とされています。この時期は暦の上で冬から春へと移り変わる瞬間であり、自然のエネルギーが変化するタイミングでもあります。節分は、自然界の変化を反映した日本古来の行事であり、人間が自然の一部としてそのリズムに調和しながら生きる大切さを教えてくれる機会でもあります。修験行者として自然のリズムを重視し、パーソナルトレーナーとして体の健康を考え、健康経営エキスパートとして働く人々を支える立場から、節分を活用した体調管理、モチベーションの向上、仕事との向き合い方について具体的に提案します。

 

せつぶ

節分の持つ意味を理解する

節分は「季節を分ける」という意味を持ち、もともとは立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していましたが、現在では特に立春の前日を指します。この日は、邪気を払う豆まきや恵方巻を食べる習慣が広く行われています。これらの行事は、自然界の変化を反映したものであり、心身のリフレッシュと新たなスタートを象徴しています。また、自然界では冬眠から目覚める動物たちや、新芽を出す植物など、生命が動き始める季節です。この自然のサイクルに合わせて、自分自身の「心と体の節分」を意識することが大切です。


節分を活用した体調管理

〈デトックスで体をリセットする〉

食生活の見直し

節分に合わせて胃腸を整える期間を設けましょう。暴飲暴食を避け、発酵食品(納豆、味噌、漬物)や食物繊維が豊富な食品(野菜、果物)を意識して摂ることで腸内環境を改善します。

◼︎飲み物は温かいお茶やスープを選び、体を内側から温めます。

◼︎一週間の具体的なメニュー例を作成し、実践しやすいようにします。

軽い断食(ファスティング)

節分前後に1日だけ消化に優しい食事を心がけることで、体内をリフレッシュします。

〈運動で気の巡りを整える〉

◼︎節分ウォーキング

恵方(その年の吉方位)に向かって歩くことで、心身のリフレッシュを図ります。具体的なルートを地図アプリで計画し、新しい景色を楽しみながら歩くことで気分もリフレッシュできます。

◼︎体幹トレーニング

修験行者が重視する「丹田(おへその下)」を鍛える運動を取り入れます。例えば、簡単なプランクや腹式呼吸を行うだけで気力が高まり、体が軽くなります。

〈 十分な休息を取る〉

冬の終わりから春の始まりは寒暖差が大きく、体への負担が増えやすい時期です。意識的に睡眠時間を確保し、夜更かしを避けることで体調不良を予防します。


モチベーションを上げる具体的な方法

〈目標を再設定する〉

節分は新しいスタートを切るチャンスです。

◼︎短期目標:翌週の達成目標を設定する。

◼︎中期目標:春に向けてのプロジェクトの進捗計画を立てる。

◼︎長期目標:1年のビジョンを見直す。

〈 マインドフルネスで心を整える〉

毎朝5分間、深呼吸をしながら自分の内面に向き合う時間を作ります。心が静まり、仕事への集中力が高まります。

〈 感謝の気持ちを意識する〉

節分に豆を撒く際、「自分が感謝する対象」に思いを巡らせることで、心が満たされ、モチベーションが高まります。


節分の仕事との向き合い方

〈「捨てる」ことでリセットする〉

節分の豆まきに象徴される「邪気払い」を職場に応用し、以下を実践します:

◼︎使っていない資料やメールを整理する。

◼︎不要なタスクを明確にし、優先順位を見直す。

〈チームで目標を共有する〉

節分を機にチームでのミーティングを実施し、新年度に向けた方向性や課題を共有します。共通の目標を持つことで連帯感が生まれます。

〈「吉方位」を意識した席替えや移動〉

恵方を意識してデスクの配置や一時的な仕事スペースを変えてみると、新しい視点が得られるかもしれません。


健康経営としての取り組み

職場全体で節分の節目を活用することには、従業員が自然の一部であるという視点を共有し、自然とのつながりを深める意義があります。節分は季節の変化を反映した日本古来の文化であり、これを職場に取り入れることで従業員の心身の健康とモチベーションの向上を図ることができます。以下のような取り組みを提案します:

〈職場行事としての豆まきイベント〉

豆まきイベントを開催し、リフレッシュとチームビルディングを同時に行います。

〈 季節に合った健康セミナーの実施〉

◼︎栄養士やトレーナーを招いて、春に向けた健康管理について学ぶ機会を設けます。

◼︎自然のリズムと体調管理の関連性を学ぶことで、従業員の健康意識を高めます。

〈 モチベーションアップキャンペーン〉

◼︎節分に合わせて、「新しいチャレンジ宣言」を行うキャンペーンを企画します。

◼︎従業員が具体的な行動計画を共有し、互いに応援し合う仕組みを作ります。

まとめ

節分は、単なる行事ではなく、体調管理やモチベーション向上の絶好のタイミングです。自然のリズムを意識し、体をデトックスし、心を整え、仕事との向き合い方をリフレッシュすることで、春へのスタートダッシュを切りましょう。そして、個人の努力を職場全体の取り組みへと広げることで、より大きな成果を生むことができます。

さあ、この節分をきっかけに、一歩前へ踏み出してみませんか?


【プロフィール】株式会社イー・エス・アイ 代表取締役 中野ひろゆき

カナダ・オカナガンカレッジ ビジネス学部マーケティング学科卒業

2010年に25歳で株式会社イー・エス・アイを創業。東京商工会議所認定 健康経営エキスパートアドバイザー、パーソナルトレーナー、葛城犬鳴修験 修験者でもあり『生きるを楽しむ』をモットーに「健康経営事業・フィットネス事業・飲食事業・講演会事業」などを展開しています。

〈主な実績〉 ・日本貿易振興機構選出 『TOP 30 J-START UP 2022』 ・GLOBIS経営大学院 『学び放題』健康経営講師 ・NHK Eテレ『まる得マガジン』まるトレ

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