2月になると、多くの人が気になり始めるのが「花粉症」。
「朝からくしゃみが止まらない」「鼻が詰まって集中できない」「目がかゆくてイライラする」そんな症状に悩まされていませんか?花粉症は単なる「春の不快な症状」ではなく、QOL(生活の質)や仕事の生産性にも大きく影響を与えるものです。特にビジネスの場では、プレゼンティーイズム(出勤しているものの、症状によりパフォーマンスが低下している状態)を引き起こし、企業全体の業績にも関わってきます。そこで今回は、花粉症がどのようにQOLや仕事の効率に影響するのか、そして個人ができる予防・対策、企業の健康経営推進者が取るべき対策について、具体的に解説していきます。
1. 花粉症がQOLや仕事効率に与える影響
「花粉症なんてただの鼻水やくしゃみでしょ?」と思っているあなた。それ、甘く見ていませんか?
1-1. QOL(生活の質)の低下
花粉症の症状は単なる「不快感」ではありません。睡眠の質を低下させたり、集中力を奪ったりと、日常生活に大きな支障をもたらします。
・睡眠不足:鼻詰まりやくしゃみによって熟睡できず、慢性的な疲労を感じる。
・精神的ストレス:目のかゆみや鼻水のせいでイライラしやすくなる。
・外出を避けがちになる:アクティブな行動が制限され、運動不足や気分の落ち込みを招く。
1-2. 仕事の生産性の低下
ビジネスの現場において、花粉症が仕事の効率を大きく下げることがわかっています。
・集中力の低下:鼻づまりやくしゃみの連発で仕事に集中できない。
・判断力・思考力の低下:睡眠不足やアレルギー反応により、判断ミスが増える。
・コミュニケーションの阻害:声が出にくくなる、頻繁に鼻をかむことで会話がスムーズにいかない。
1-3. プレゼンティーイズム(出勤していても本来の力が出せない状態)
プレゼンティーイズムとは、病気や不調がありながらも出勤しているが、生産性が落ちている状態を指します。花粉症の場合、
・症状が軽度でも、作業効率が20〜30%低下する という調査結果があります。
・プレゼンや会議でのパフォーマンスが落ちる:鼻声や目の充血が相手に不快感を与えることも。
これらの影響を踏まえ、しっかりとした対策を講じることが重要です。
2. 個人でできる花粉症予防と対策
2-1. 生活習慣の改善で花粉症に強い体を作る
・食事で免疫バランスを整える
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○ 乳酸菌・発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌):腸内環境を整え、アレルギー反応を抑える。
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○ DHA・EPA(青魚):炎症を抑える作用があり、鼻炎の症状を軽減。
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○ ビタミンD(キノコ類、鮭):免疫機能を正常に保つ。
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・質の良い睡眠を確保する
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○ 就寝前にスマホを見ない(ブルーライトが花粉症の症状を悪化させる可能性あり)。
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○ 加湿器を使用し、乾燥を防ぐ(鼻や喉の粘膜を守る)。
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2-2. 環境対策で花粉をブロック
・外出時の対策
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○ マスクやメガネを着用し、花粉が体内に入るのを防ぐ。
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○ 帰宅時に衣服や髪についた花粉を払い落とす。
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・室内の花粉対策
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○ 空気清浄機を活用し、室内の花粉濃度を下げる。
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○ こまめに掃除し、花粉が溜まるのを防ぐ。
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・仕事中の対策
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○ デスク周りの拭き掃除をこまめに行う。
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○ 目薬や点鼻薬を常備し、症状が出たらすぐに対処する。
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3. 企業の健康経営推進者が取るべき花粉症対策
企業の健康経営を推進する立場の人は、社員の健康と生産性向上のために、積極的な花粉症対策を導入すべきです。
3-1. 職場環境の整備
・空気清浄機を導入する:特にオフィスのエントランスや会議室に設置することで、花粉の侵入を防ぐ。
・加湿器を活用する:適度な湿度(50〜60%)を保つことで、花粉の舞い上がりを防止。
・フリーアドレスを活用:窓際や花粉が溜まりやすい場所を避け、働く場所を選べるようにする。
3-2. 柔軟な働き方の推奨
・時差出勤・リモートワークの導入:通勤時の花粉の影響を減らし、症状がひどい社員は自宅勤務を選べるようにする。
・有給休暇の取得推奨:無理に出社してプレゼンティーイズムを引き起こすより、適切に休む文化を作る。
3-3. 社員への啓発・サポート
・社内セミナーの開催:医師や専門家を招き、花粉症対策の知識を提供。
・花粉症対策グッズの支給:マスクや目薬をオフィスに常備し、社員が自由に使えるようにする。
4. まとめ:花粉症対策で快適な春を迎えよう!
花粉症は放置するとQOLや仕事の生産性を大きく低下させます。しかし、適切な予防・対策を行えば、快適に春を乗り越えることが可能です。ぜひ今回紹介した方法を試して、2月からしっかりと準備を始めましょう!
【プロフィール】株式会社イー・エス・アイ 代表取締役 中野ひろゆき
カナダ・オカナガンカレッジ ビジネス学部マーケティング学科卒業
2010年に25歳で株式会社イー・エス・アイを創業。東京商工会議所認定 健康経営エキスパートアドバイザー、パーソナルトレーナー、葛城犬鳴修験 修験者でもあり『生きるを楽しむ』をモットーに「健康経営事業・フィットネス事業・飲食事業・講演会事業」などを展開しています。
〈主な実績〉 ・日本貿易振興機構選出 『TOP 30 J-START UP 2022』 ・GLOBIS経営大学院 『学び放題』健康経営講師 ・NHK Eテレ『まる得マガジン』まるトレ
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