寒暖差が激しく、花粉や年度末のストレスも重なるこの時期、体調を崩しやすい人が増えます。モチベーションが低い人でも無理なく実践できる健康管理のポイントを紹介し、さらに健康経営推進者が社内で実践すると良い施策も提案します。
1. 気をつけるべきポイント
① 寒暖差疲労に注意
2月後半から3月にかけては、日中と朝晩の気温差が大きく、寒暖差疲労が起こりやすい時期です。自律神経のバランスが乱れ、倦怠感や頭痛を引き起こすことがあります。
〈対策〉
-
・重ね着で調整:薄手の上着を持ち歩く。
-
・温かい飲み物を活用:体の内側から温める。
-
・ぬるめのお風呂に浸かる:38〜40℃のお湯でリラックス。
② 花粉症対策
スギ花粉の飛散がピークを迎える時期。くしゃみや鼻水、目のかゆみで集中力が低下しやすくなります。
〈対策〉
-
・室内の換気は朝晩の短時間に(花粉の飛散が少ない時間帯)。
-
・帰宅時に衣服や髪についた花粉を払う。
-
・花粉を防ぐメガネやマスクを活用。
③ 免疫力低下を防ぐ
年度末の忙しさによる疲れやストレスで、免疫力が低下しやすくなります。
〈対策〉
-
・発酵食品を摂る(味噌、ヨーグルト、納豆など)。
-
・睡眠の質を向上させる(寝る1時間前にスマホを控える)。
-
・こまめな水分補給(乾燥を防ぎ、ウイルス対策にも)。
④ 運動不足解消
寒さや忙しさで運動不足になりがちですが、活動量が減ると血流が悪くなり、疲れやすくなります。
〈対策〉
-
・エレベーターを使わず階段を利用。
-
・ストレッチを習慣に(朝や仕事の合間に簡単なストレッチ)。
-
・歩く機会を増やす(ランチ時に遠めの店に行く)。
⑤ 心の健康を守る
年度末の忙しさでストレスが増し、メンタルの不調を感じる人も増えます。
〈対策〉
-
・1日5分の深呼吸タイムを設ける。
-
・好きな音楽を聴く。
-
・短時間でもリラックスできる時間を意識的に確保。
2. 健康経営推進者が社内で実践すると良い施策
① 短時間でできる「健康アクション」の促進
従業員のモチベーションが低い時でも実践しやすい施策を取り入れましょう。
-
・朝礼で「1分ストレッチ」
-
・昼休みにリフレッシュタイム(深呼吸や軽い運動)を推奨
-
・歩数チャレンジを導入(アプリやチーム対抗戦)
② 職場環境の調整
寒暖差や花粉、乾燥に対する環境整備を行うと、従業員の快適性が向上します。
-
・加湿器を設置し、適切な湿度(40~60%)を保つ
-
・空気清浄機の活用
-
・リラックスできるスペースの提供(休憩室の整備など)
③ 睡眠・食生活改善のサポート
健康的な生活習慣を促すための工夫も効果的です。
-
・「快眠サポート」情報を社内に掲示(ブルーライト対策、寝る前のストレッチなど)
-
・健康的な軽食の提供(ナッツやヨーグルトなど)
④ ストレスチェックと相談体制の整備
ストレスが高まりやすい時期だからこそ、早めの対応が重要です。
-
・定期的なストレスチェックの実施
-
・メンタルヘルス相談窓口の周知
-
・「ありがとうカード」など感謝を伝え合う文化の促進
⑤ 社員の健康行動を評価・表彰
小さな健康行動を評価し、楽しく取り組めるようにしましょう。
-
・「健康チャレンジ達成賞」の導入(一定の歩数達成、健康的なランチ習慣など)
-
・社内SNSで健康アクションをシェアし、盛り上げる

2月後半から3月にかけての健康管理は、「無理なく、楽しく続けられる」ことがカギです。個人としては、寒暖差や花粉対策、免疫力向上を意識し、職場では、短時間でできる健康アクションや環境改善、メンタルケアを進めることで、従業員全体の健康を守ることができます。
忙しい時期だからこそ、シンプルで実践しやすい健康管理を取り入れ、心身のコンディションを整えていきましょう!
【プロフィール】株式会社イー・エス・アイ 代表取締役 中野ひろゆき
カナダ・オカナガンカレッジ ビジネス学部マーケティング学科卒業
2010年に25歳で株式会社イー・エス・アイを創業。東京商工会議所認定 健康経営エキスパートアドバイザー、パーソナルトレーナー、葛城犬鳴修験 修験者でもあり『生きるを楽しむ』をモットーに「健康経営事業・フィットネス事業・飲食事業・講演会事業」などを展開しています。
〈主な実績〉 ・日本貿易振興機構選出 『TOP 30 J-START UP 2022』 ・GLOBIS経営大学院 『学び放題』健康経営講師 ・NHK Eテレ『まる得マガジン』まるトレ
《GLOBIS 学び×知見録》事務所を「ジム所」に!実践「健康経営」
《GLOBIS 学び×知見録》ビジネスパーソンのための睡眠スキル ~リテラシー編~
【30分間無料相談受付中】
御社の「健康経営の悩み」を、健康経営エキスパートアドバイザー〈東京商工会議所認定〉が的確にアドバイスいたします。《お問い合わせはコチラから》